冬のお部屋の結露対策

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住まいと家族の健康のために「冬のお部屋の結露対策」をご紹介します!224475_s.jpg

結露とは、空気に含まれる水蒸気が急激に冷えることで起こります。
外の気温と室内の温度差が大きいほど発生しやすく、毎年この時期は悩まされている方も多いのではないでしょうか?
実は放っておくと住まいや健康にさまざまな悪影響を及ぼす可能性も...!
効果的な対策をとって、結露を防止しましょう!


結露を放置してはいけない理由とは?

空気中のゴミやホコリが水滴にくっついてカビが発生します。
いやなニオイの原因になるだけではなく、カビを好物とするダニまでもが部屋に繁殖し、アレルギーなどの健康被害に繋がる危険もあります。
また、壁のクロスやフローリングが水分を吸い込んで、水ジミができたり、素材が傷む原因にもなります。
最悪の場合は、家の内部まで染み込んで断熱材や木材を腐らせてしまうこともあります。


結露が発生しやすいポイントをチェック!

☑窓まわり
外気と室内の温度を最も受けやすく、一番発生しやすい場所です。
ガラスだけでなくサッシも水蒸気が付着しやすいので注意!

☑家具の背面
家具の裏側部分は、室内の熱が壁まで伝わらず、冷えた空気が溜まっています。
空気の通りが悪く、カビも発生しやすい場所です。

☑クローゼットの中
クローゼットの内部の温度は室内よりも低くなっています。
ここに、室内の暖かい空気が入り込むことで結露が発生します。

☑フローリング
暖房で暖まった空気が、冷たいフローリングに触れることで結露が起きます。
カーペットの下は特に発生しやすいポイントです。


普段の生活をひと工夫して結露を防ぐ!

①こまめに換気する
2時間に1回、お部屋の空気を入れ替えます。5~10分ほど窓を開けておくだけでOKです。
そうすることで、水蒸気を多く含んだ空気を外に追い出し、乾いた空気を取り込むことができます。
部屋の温度と湿度を下げ、外気との温度差を少なくする効果もあります。

②クローゼットの中の空気を入れ替える
クローゼットを閉めたままにしておくと、中に溜まった水蒸気が逃げ場を失い、結露が発生してしまいます。
それが原因で、衣服が湿気っぽくなったり、カビ臭くなってしまうことも。
1~2時間ほど扉を開けっぱなしにして、ときどき中の空気を入れ替えるようにしましょう。

③家具は壁から5㎝以上離して置く
タンスや棚などの家具は、壁から最低5㎝は離して置くようにします。 
暖かい空気が家具の裏側まで流れる通路を作ることがポイントです。
また、結露しやすい外壁側にはなるべく家具を置かないようにするなど、配置場所にも工夫すると良いでしょう。

④加湿をしすぎない
部屋の湿度を上げすぎると、飽和状態となった水蒸気が水滴として現れ、結露が起こることもあります。
最適な湿度の目安は45~50%と言われています。加湿のし過ぎを防ぐためにも、部屋の湿度をしっかり把握しておくことが大切です。


まとめ

カビやダニの原因ともなってしまう「結露」。しっかり予防して、健康被害を防ぎましょう♪

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住宅環境サービス株式会社 末永恵

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