④家を建てる賢いタイミングとは?
建てる時期によって総額が変わる?!
家は、建てる時期によって、その総額が大きく変わります!
建てる時期を先延ばしにすれば、
その分だけ自己資金を増やすことができます。
しかし!
その間に金利が変わる可能性があるのです!
今すぐ建てる?3年後に建てる?
■今すぐに建てる場合と
■3年後に建てる場合では
どちらがどれくらい 得か?損か?
シミュレーションしてみましょう!
<Aさん家族の場合>
<Aさん家族の場合>
・住宅購入を検討しているが、自己資金が少ないため、3年後にしようかと迷っている
・現在、家賃が月7万円の賃貸住まい
・総額3,000万円で検討
・自己資金は100万円
・住宅ローンは35年間の固定金利で検討(現在の金利は2%とする)
Aさん家族のケースを例に、シミュレーションしてみましょう!
①年間貯蓄額を考える
年間貯蓄額から、自己資金はいくらになるか考えてみます。
例えば
年間貯蓄額を50万円としましょう。
すると、3年間で150万円を貯めることができます。
さて、Aさん家族は、
3年後にマイホームを購入することを目標に年間いくら貯金できると思いますか?
つまり、
現在の自己資金100万円と合わせ
250万円が自己資金となります。
②借入金額を考える
次に、借入金額です。
■今すぐ建てる場合
自己資金100万円を引いた
2,900万円が借入金額です。
■3年後に建てる場合
自己資金250万円を引いた
2,750万円が借入金額です。
③支払い総額は?
これを現在の金利2.0%で計算します。
■今すぐ建てる場合
月々の返済額は、99,379円。
総返済額は、41,739,180円となります。
......では、3年後はどうなっているでしょう??
低金利時代といわれる現在、
金利は底をついていると考えられます。
つまり、今後は金利が上昇する
可能性が高いとみられます。
仮に1%だけ金利が上がっていると仮定します。
すると金利は3.0%ということになります。
■3年後に建てる場合
月々の返済額は、109,682円
総返済額は、47,566,440円となります。
この時点で
今すぐ建てた場合と
3年後に建てた場合とでは
580万円以上の差が生まれるのです!!
毎月の家賃の支払いもあります
でも、これだけではありません!!
いますぐ建てた場合は、打ち合わせから着工、引き渡しまでだいたい半年かかります。
その間、半年分の家賃がかかります。
ローンの総額に家賃分を足すと
41,739,180円+420,000円=42,159,180円が
家賃まで含めた総予算額になります。
3年後に建てた場合は、
家を建てるまでの3年間
打ち合わせから
引き渡しまでの半年間
つまり
36ヶ月+6ヶ月=42ヶ月の家賃を支払続ける必要があります。
この家賃分を総返済額に加えると・・・
最終的な予算額は、
50,506,440円
となります!
金利は変動します
これが金利の怖いところです。
3年間、一生懸命働いて自己資金を貯めたとしても、
たった1%の金利上昇ですべてが水の泡...
それどころか、逆に大幅に損をしてしまうこともあるのです。
まとめ
マイホームを考える際は、建てる時期が重要です!
ベストな時期に建てられるよう、家づくりを進めていきましょう!
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